事案の内容

お客様（男性）の奥様が他の男性と不倫をしたため、不倫相手から慰謝料を請求したいという相談を受けました。お客様は奥様とやり直すことを選択し、離婚の予定はありません。

当事務所の活動内容

　当事務所はお客様を代理して、不倫相手の男性に対し慰謝料請求書を内容証明郵便で送付しました。その際にお客様と相談して少し高めの金額で請求をしました。発送から一週間も経たないうちに相手の弁護士から連絡があったので、相手の弁護士との間で慰謝料の額や支払い方法について協議をしました。

結論

　相手の男性の資力に不安があったため、お客様は慰謝料の分割払いもやむを得ないと考えていたのですが、交渉の結果100万円を一括で支払う内容の和解が成立し、速やかに金銭を受け取ることで解決となりました。また不倫相手にはお客様の奥様と以後一切の連絡をとならいことを誓約させました。交渉期間は約２か月でした。

処理のポイント

交渉期間２か月は比較的早い方でした。100万円という金額もお客様の家庭が崩壊するところまで至らなかったことや不倫の期間・頻度などを考慮するとやむを得ない額でした。和解に応じなければ訴訟手続も辞さないという強い態度で交渉をした結果、一括払いの和解を早期に成立させることができました。